りゅうじの学習blog

学習したことをアウトプットしていきます。

7/4 log4jsの導入手順

log4jsとは

log4jsは、Node.js用のロギングライブラリで、Javaでよく使われるlog4jJavaScript向けに再設計したものです。このライブラリを使用することで、ログの出力レベル(エラー、警告、情報、デバッグなど)を柔軟に制御したり、ログの出力先(コンソール、ファイル、リモートサーバーなど)を設定したりすることができます

インストール

npm install log4js

log4jsの基本的な使い方

一例

const log4js = require('log4js');

log4js.configure({
  appenders: { cheese: { type: 'file', filename: 'cheese.log' } },
  categories: { default: { appenders: ['cheese'], level: 'error' } }
});

const logger = log4js.getLogger('cheese');
logger.trace('Entering cheese testing');
logger.debug('Got cheese.');
logger.info('Cheese is Gouda.');
logger.warn('Cheese is quite smelly.');
logger.error('Cheese is too ripe!');
logger.fatal('Cheese was breeding ground for listeria.');

この例ではまず、configureメソッドを使ってlog4jsを設定しています。appendersプロパティでログの出力先を定義し(この場合はcheese.logという名前のファイル)、categoriesプロパティでログの出力レベルを設定しています(この場合はerrorレベル以上のログが出力されます)。

次にgetLoggerメソッドを使ってロガーを取得し、そのロガーを使って各レベルのログを出力しています。

log4jsの設定

log4jsの設定はかなり柔軟で、例えば複数の出力先に異なるレベルのログを出力するといったことも可能です。

公式ドキュメントを参考に実装する