りゅうじの学習blog

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2021年9月17日 図解入門 TCP/IP

1-4 いろいろなネットワーク機器のカタチ

データリンク層以上(物理層以上)で動作するネットワーク機器は、さらに「物理アプライアンス」と「仮想アプライアンス」の2種類に大別することができます。この二つは、どちらも階層構造モデルに準拠しつつ、パケットを処理するという点においては変わりません。しかし、機器としてのあり方が変わります。

物理アプライアンス

目で見る事ができる、いわゆる箱型の装置です。

仮想アプライアンス

仮想化技術を提供するソフトウェア(仮想化ソフトウェア)の上で動作するネットワーク機器です。

(これら二つはハードウェアとかソフトウェアとかより、引いた目で見ないとイメージできない。もっと外側の部分)


ネットワークのカタチ

LAN,WAN,DMZこの3つを知ればネットワークの理解が大きく進みます。

LAN

LANはLocal Area Networkの略で、家庭や企業など、限られた範囲のネットワークのことです。スマホタブレット、テレビやHDDレコーダーなど、たくさんの端末がインターネットに接続することが多くなってきて、家庭内の端末は、ブロードバンドルーターが提供しているLANに一旦接続して、インターネットに出ていきます。 企業のLANも基本的に変わらないが、構成しているネットワーク機器の性能と機能が大きく異なります。

WAN

WANはWide Area Networkの略で、距離的に遠く離れた範囲のネットワークのことです。 インターネット閉域VPNに大きく分けられます。
インターネットはざっくり言うと、ルーターの集まりです。

インターネットサービスプロバイダー(以下、ISP)や研究機関、企業などが持っているたくさんのルーターが、山を超え、谷を越え、海を越え、国境を繋いでくれていて、無数のパケットを運んでいます。

それぞれのISPには AS番号という、インターネット上で一意の管理番号が割り当てられています。ASはAutonomous(自律)Systemの略で、それぞれの組織が管理している範囲のことです。

  • 閉域VPN
    LANとLANを接続するネットワークのことです。

    DMZ

    DeMilitarized Zoneの略で、インターネットに呼応会するサーバーを設置するネットワークの事です。冗長化 の機能が必要不可欠で、 "どの機器が故障しても、ケーブルが断線しても即座に経路が切り替わりサービスを提供し続けることができます"
    そのために同じ種別のネットワーク機器を並列に配置します。

ひとこと

ここではまだ説明段階のようで「そういうものがあるんだな」、「へぇ〜」くらいの感覚で読んでました。

参照

本書のみ