2021年9月10日 図解入門 TCP/IP
1.3.2 データリンク層で動作する機器
データリンク層は、物理層の信頼性を確保し、同じネットワークにいる端末と接続できるようにする階層です。 データリンク層で動作する機器は、フレームのヘッダーに含まれるMACアドレスの情報をもとにフレーム転送を行います。MACアドレスはデータリンク層における住所、つまり識別子です。
ブリッジ
ポートとポートと間の橋のような役割です。端末から受け取ったMACアドレスをMACアドレステーブルという表で管理し、転送処理を行います。この転送処理のことをブリッジングといいます。※ ブリッジは、最近はL2スイッチに置き換えられ、単体機器として見ることはありません。
L2スイッチ
たくさんポートを持ってるブリッジです。
端末から受け取ったフレームのMACアドレスをブリッジ内のMACアドレステーブルで管理し転送処理を行います。
私たちなりに例えると
ブリッジは配送会社で言えば、倉庫(MACアドレステーブル)です。送信端末から荷物(MACアドレス)をトラック1号車1番ポート(1番ポート)で倉庫まで行き、倉庫から転送しトラック2号車(2番ポート)で受信端末まで届けます。
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MACアドレス1 アドレスの転送 MACアドレス2
ひとこと
もっと例える力を磨きたい。